9月1日は…

日本では「〇〇の日」という日が1年の日数である365個以上あるということですが、9月1日は何の日かご存知でしょうか?

『防災の日』

地震津波台風などなど、自然災害の多い日本。関東大震災が9月1日であったこと、前年に伊勢湾台風があったことから、1960年に9月1日を防災の日と定めたそうです。

ちょうど今、大型の台風が来ています。災害への備え、しっかりしておきたいものですね。

と、書き出しましたが、今日の話題はそれではなくて。

9月1日は、若い命が一番なくなってしまう日だと言われています。とても心が痛みます。

私には小学生のこどもがいますが、2学期の開始は今日ではなく8月下旬。その前日には学校から、「変わった様子があったら、無理に登校させないでください」的なメールもいただきました。長い夏休みを経て、いじめをはじめとする人間関係に悩んでいた子のココロの休息が終わってしまう今日、命を絶つ子が最も多くなるそうです。

日本の自殺者はおよそ2万人。30代までの若い世代の死因の1位は自殺。

学校に行ってきちんと授業をうけ、敷かれたレールをちゃんと走れば将来が約束されていた時代はもう終わっています。今はその気になれば、いつでもどこでも、安価で学べる時代です。

自分自身、こどもを持つ前は「学校なんて行かなくてもいいじゃん」と思っていたにも関わらず、いざこどもを持つと「そうは言っても、学校の勉強もできるに越したことはないんじゃないか?」と感じているのも事実です。

でも、命を絶たれてしまうのは、学校に行かないより言うことをきかないより、何よりもあってほしくないこと。

きちんとこどもと向き合い、ひとりの人間としての考え方、感じ方、苦しみなどを尊重できる親でありたいな、なんて思います。